HSP(繊細で敏感な人)が持つ繊細さや
豊かな感受性をデザインして価値にする

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2020.02.25 

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あがり症は克服できるのか?

食わず嫌い

目次

はじめてのあがり症

あがり症

僕はスポーツ(バスケットボール)の試合で緊張することはありませんでした。
でも社会人になり、人から意見を求められたり、大勢の前で発表させられたり、
注目された瞬間に頭が真っ白になるという経験をしました。


初めてそれを体験したのは自身が経営する会社の初めての朝礼のときです。
社員数10名ちょっとの小さな会社です。

司会進行役の人が連絡事項などを伝えた最後に、社長から一言お願いしますとフリが来ました。
「はい」そう返事をして前に出た瞬間、頭が真っ白になり手が震え始め声が出ない・・・

僕は携帯電話が鳴ったフリをして、外に逃亡・・・
(自分の会社の朝礼も出来ないなんて…)


2回目はそんな弱点を克服すべく、コミュニケーション系の2日間の連続講座を受講したときでした。
2日目は実践編で、ほかの受講者の前で講師として話しをするのですが、時間は10分間でした。

用意してきた10分間のセミナーを受講していただくという内容です。
僕の番がまわってきました。

プロでもないし10分だけだし、そんなに難しいものじゃないと思っていました。
でも・・・

前に立った瞬間、あのやばい感じに襲われます。
平静を装い話し始めるのですが3分もしないうちに、自分が何を話しているのかさえ分からなくなり沈黙。

ほかの受講者さんも気まずい顔で僕を見ます。

「・・・・・。」

「はい、肌勢さん止めましょうかね」

その声でやっと呼吸ができた感じでした。

もうそのあとのことは覚えていません。
とにかく早く帰りたいという思いしかありませんでした。
(今の僕が講師だったら、受講者にこんな思いはさせません)

さて、それから約10年が経過しました。
今も人前で話すときは緊張します。

それでも企業研修の講師業を務めています。
セミナー講師の仕事もしています。

なぜそうできるようになったのか?

それを今日はお伝えしたいと思います。

あがり症は克服できたのか?

離職率低下

自分は人前で話すような仕事はできない!

そんな思い込みを強化させた2日間のセミナー受講から数年後、知人が「話し方セミナー」の講師をやっていることを伝えられます。

しかもその人、20代は極度のあがり症で吐きながら営業の仕事に就いていたという告白まで。
僕と同じようだった人が今は話し方のセミナー講師や様々な催し物の司会進行の仕事もされていることに興味が湧きました。

そして受講してみたのです。
そこで得たことが僕の緊張を解いてくれました。


「肌勢さんは人前で話すとき、何を思っていますか?」

「えっと、ちゃんと伝えられるように…」
「聞けて良かったと思ってもらえるように…」

「それってさぁ、立派な講師だと思われたいってこと?」


「・・・あぁ、そうですね、そう言われてみたらそんな気がします」
「そっか、そうだよね、そう思われたいよね」


「でもさ、この人が立派な人かどうかって、肌勢さんが決められることじゃないよね?」
「どんなにいい話をしたって、聞いている人によっては響くものが違うし・・」

「・・はい、無理だと思います」


「じゃあ、提案していい?」
「・・・はい。」

「今までは、いい話をしてあげたい!立派な講師だと思われたい!」
「っていう思いがあったかもしれないけど、今度からはさ・・・」

「お役に立ちたいっていう思いだけで立ってみたら?」
「相手が肌勢さんのことをどう思うかは考えず、とにかくお役に立てますようにっていう思いだけで立つの」

そしてセミナーの最後に3分間のスピーチタイムが・・・
テーマは「美味しいカレーライスについて」でした。(^^;

「誰もが話せるテーマに、自分だけのエピソードを入れて話してみてください」

ほかの受講者数は8名くらいだったかな、僕より若い人ばかりだったからカッコつけたい気持ちが出ましたが、言われた通り「お役に立てますように」とブツブツ言いながら前に立ちました。

そして・・・

食わず嫌いの茄子カレー

食わず嫌い

結婚して初めて出されたカレーライスに、茄子が入っていました。

それまでカレーは人参、じゃがいも、牛肉とノーマルタイプで育った僕。
茄子が入っていることが衝撃的でした。

「・・・茄子はないでしょう、茄子は。」

つくってもらったくせにテンション低めにぼやく僕。


「食べてみたらいいじゃん、それで嫌なら食べなきゃいいんだから」
「たしかにそうだなと思い、しぶしぶ茄子を口に運ぶ僕」




「・・・なんじゃこりゃ~美味い、美味いぞコレ♪」

「だから言ったじゃん、食わず嫌いだって」


これは、カレーの話しにとどまりません。
きっと嫁さんは茄子カレーを通して、人生の教訓を教えてくれたのだと思います。

以上で僕のスピーチを終わらせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。

(拍手)


わぁ!なんか普通に話せてた!

それから、僕は「立派な人だと思われたい」を捨てて、「お役に立てますように」という思いをインストールしたのです。

間もなく研修講師のオファーが入り、僕はその仕事を受けさせていただきました。

それから数年間は、研修の仕事の朝は、トイレで吐いてしまったりしてましたが、人前に立ってフリーズすることは一度もありません。

あがり症に苦しんでいる人の多くは、完璧主義で失敗を恐れる人、人前でよく見られたいという欲求を持っている人です。

内気で消極的に見えながら、内心ではけっこうギラついているのです。(笑)
それがプレッシャーになり極度の緊張を引き起こす。


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そして、茄子カレーもお薦めです♪

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